2008/03/05

AWAD :: Job's comforter

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ Whose what?



さて、今日の単語は Pandora's Box
誰かを慰めたり助けようとして、失敗するだけでなく、
結果としてその人の気分をさらに悪くしてしまう人のこと。

※ちなみにメルマガの定義には間違いがあるので、
ウェブに載っている定義のほうを参照してください。

本来、Job's comforters は三人いたのだそうです。
聖書の話の中で、彼らは正直者の Job を慰めようとして、
「君が困難に直面しているのは、君の罪に対する天罰なのだ」と言ったとのこと。

現代では TV 説教師と呼ばれる人たちが Job's comforters なのだそうです。
彼らは被災者の方々が、いかに神の怒りに触れることをしてきたかを説明して、
災害を招いたのは彼ら自身なのだ、と述べたりしているようです。

ありがた迷惑とはよく言いますが、
いくら親切で何かをしたつもりでも、相手が満足しなければ、
それは自己満足にはなっても、親切にはならないですよね。

今回の例文にみられるように、疑問などに対してのあまりに直接的過ぎる回答は、
相手を癒すだとか、傷つけるだとかいう以前に、
そもそも相手が求めていないものである場合もあることを覚えておきたいものです。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Cowardice asks the question, 'Is it safe?' Expediency asks the question, 'Is it politic?' Vanity asks the question, 'Is it popular?' But, conscience asks the question, 'Is it right?' And there comes a time when one must take a position that is neither safe, nor politic, nor popular but one must take it because one's conscience tells one that it is right.
-Martin Luther King, Jr., civil-rights leader (1929-1968)

臆病は「それは安全なものなのか」と訊ねる。
ご都合主義は「それは妥当なものなのか」と訊ねる。
虚栄心は「それは受けが良いものなのか」と訊ねる。
しかし、良心は「それは正しいものなのか」と訊ねる。
そしていつか、
安全でも、妥当でも、受けが良くも無い立場に立たなければならない時が来る。
しかし、人はその状況を我慢するはずだ。
なぜなら、良心がそれは正しいことなのだ、と告げるからだ。

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