2007/08/17

AWAD :: menology

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words related to calendar



さて、今日の単語は menology
特に特定の人を記念した暦、という意味です。

これは近代ラテン語の menologium から。
さらにこれは後期ラテン語の menologion からで、
この語源は month を意味する meno- と account を意味する -logy です。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Do not believe that it is very much of an advance to do the unnecessary three times as fast.
-Peter Drucker, management consultant, professor and writer (1909-2005)

不要なことを3倍の速さですることが大きな進歩だなんて信じるな。

AWAD :: Greek calends

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words related to calendar



さて、今日の単語は Greek calends
存在しない時間、という意味です。
Greek kalends とも書きます。

これは calends と呼ぶ日はローマ暦に存在する、
という事実が由来です。
calends は今週何度も出てきているように、月の初めの日のことですね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

The barriers are not erected which can say to aspiring talents and industry, "Thus far and no farther."
-Ludwig van Beethoven, composer (1770-1827)

意欲的な天才や業界に口の出せる障壁のようなものは存在しない。
”これまでも、そしてこれからも”。

AWAD :: bissextile

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words related to calendar



さて、今日の単語は bissextile
閏年や閏年で追加された日に関する、
または閏年、という意味です。

語源は leap year の意味のラテン語 bisextilis annus 。
この語はラテン語で February 29: leap day の意味の bissextus が元で、
これは two の意味の bi- と sixth の意味の sextus からできた語です。

メルマガの語源の解説で、この後にある、

from the fact that the sixth day before the Calends of March (February 24) appeared twice every leap year.

の太線部分が良くわからなかったので調べてみました。

Calends はもちろん月の初めの日ですね。
ではなんでその6日前の日が appeared twice なのかというと、
February 24 を二日繰り返すことで閏日を実現していたからだそうです。

閏日というと、今は2月の最終日に2月29日を設けて実現していますが、
昔は同じ日を二回用意していたんですね。
閏日生まれの人の中には、閏年には誕生日を2回祝う人もいたのでしょうか。

その点、今の閏日生まれの人は、
厳密には閏年にしか誕生日がこないので、少し不憫ですよね。
今回の例文は、そんな閏日を切望している人の気持ちが現れています。

"遂に bissextile day の到来です。落ち着いてください。これは性的嗜好とはなんら関係はございません。全国20万人の2月29日生まれの米国人の皆さん、待ちに待ったこの日がやってきました。ぜひとも良い誕生日をお過ごしください。"




さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は
The vast majority of human beings dislike and even dread all notions with which they are not familiar. Hence it comes about that at their first appearance innovators have always been derided as fools and madmen.
-Aldous Huxley, novelist (1894-1963)

絶対的多数の人間は、
自分たちが良く知らないあらゆる考え方を嫌い、恐れさえする。
だから革新者達の登場時、常に彼らは愚か者や狂人だと馬鹿にされてきたのだ。

2007/08/16

AWAD :: intercalary

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words related to calendar



さて、今日の単語は intercalary
閏日や閏月などのように、
暦に挿入された、という意味です。

これはラテン語で between を意味する inter- と、
to proclaim を意味する calare が語源。
日と日の間などに新たな日などの挿入を宣言する、という意味でしょうか。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

If all our misfortunes were laid in one common heap whence everyone must
take an equal portion, most people would be contented to take their own and
depart.

-Socrates (469?-399 B.C.)

もし私たちの不幸のすべてが一つの共通の山として積み上げられていて、
皆そこから同じ分だけの不幸を持っていかなければならないのだとすれば、
多くの人々は自分の分だけで満足して、そこを去ることだろう。

2007/08/15

AWAD :: ides

今日の AWAD の内容は こちら から。

今回からまた新しいテーマとなっています。
今週のテーマ・・・ words related to calendar

実はcalendar という単語は、
ラテン語で account book を意味する calendarium から派生したそうで、
これは借金の返済日を記録していたことから来ているそうです。

そのときどきで、
見るのが楽しみだったり、不安だったりするカレンダー。
これだけは、いつまでも廃れそうにないですね。



さて、今日の単語は ides
古代ローマ暦における、3,5,7,10月の15日目、
またその他の月の13日目、という意味です。

これは中期英語由来の単語で、フランス語を経由し、
ラテン語の idus が語源となっています。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Who is more to be pitied, a writer bound and gagged by policemen or one living in perfect freedom who has nothing more to say?
-Kurt Vonnegut, Jr., novelist (1922-2007)

どちらがより哀れみを受けるのだろうか。
警察に捕らえられ、言論の自由を封じられた作家か。
それとも何一つ不自由なく生活していて、特に言うことも無い人か。