2007/07/06

AWAD :: greenroom

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words from theater



さて、今日の単語は greenroom
役者が出演の前後にリラックスするための、
スタジオや劇場にある部屋、という意味とのこと。

この語の起源については諸説あるそうですが、その中で有名なものとして、
舞台の明るい照明から安らぐため、緑色に塗られた部屋で休んでいたから、
というものがあるそうです。

確かに眼には緑色は良いと言われていますしね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Propaganda is a soft weapon; hold it in your hands too long, and it will move about like a snake, and strike the other way.
-Jean Anouilh, playwright (1910-1987)

政治的宣伝は、穏やかな兵器のようなものだ。
あまりにも長く手中に収めていれば、
蛇のように動き回り、全く逆の方向に攻撃を開始するだろう。

一時的に扇動された民衆であっても、
時が来れば必ず、事の本質を理解するもの。

AWAD :: fourth wall

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words from theater



さて、今日の単語は fourth wall
舞台と観客との間にある想像上の壁、という意味とのこと。

この語は、舞台を観客側の面が空いた箱だと考えたことからきたもの。
空想と真実との間にある境界線の比喩としても使われるそうです。

舞台の上下は意識せず、前後左右のうち前方だけ開いた箱ということですね。
確かに演劇などを鑑賞する時など、この語の意味が良く実感できそうです。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Which of us is not forever a stranger and alone?
-Thomas Wolfe, novelist (1900-1938)

私たちのうちのどちらかが、
永久に他人や孤独にならないことなんてあるだろうか。

出会いと別れ、
人生の大部分を構成するもののはずなのに、
それを初めから予測できることは、多くはありません。

2007/07/04

AWAD :: breeches part

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words from theater



さて、今日の単語は breeches part
女優によって演じられる男役、という意味とのこと。

この語は、昔男性が穿いていた膝までの丈のズボン breeches にちなんだもの。
さらにこれは、下半身を意味する breech が由来。
最近では女性が短い丈のパンツを穿くことも多くなりましたけどね。

今日の例文は興味深かったです。

「メアリー・ロビンソンは、家庭を助けるため14歳という年齢で役者になった。
シェイクスピアの演劇に良く見られるように、男役で脚をあらわにしたときなど、
彼女はとりわけ華やかだったに違いない。」


さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は
All religions are the same: religion is basically guilt, with different holidays.
-Cathy Ladman, comedian, writer, actress (1955- )

あらゆる宗教は皆同じである。
宗教は基本的に罪、異なった休日を持った罪だ。

2007/07/03

AWAD :: ingenue

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ words from theater



さて、今日の単語は ingenue
純真、純潔な少女の役、
またそのような役を演じる女優、という意味とのこと。

これはフランス語で guileless を意味する ingénue が由来。
誠実さやあどけなさ、といった意味なので、まさにそのままですね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

We love flattery, even though we are not deceived by it, because it shows that we are of importance enough to be courted.
-Ralph Waldo Emerson, writer and philosopher (1803-1882)

私たちはお世辞が大好きだ。たとえそれで騙されなくても。
なぜならお世辞を言われるということは、
自分が機嫌をとるのに値する人間だと思われている証拠だからだ。

お世辞さえ言われなくなったら、おわりなんでしょうかね。

2007/07/02

AWAD :: deuteragonist

今日の AWAD の内容は こちら から。

今回からまた新しいテーマとなっています。
今週のテーマ・・・ words from theater

Anu さんの言葉に、

Imagine how few troubles we might have if we remember it's only a role we are playing. All we need do is play it as best we can and then gracefully exit the stage.

とありましたが、
人生を演劇の舞台だと考えれば、その送り方に対する考え方も変わりそうです。



さて、今日の単語は deuteragonist
演劇で2番目に重要な役、という意味とのこと。

これはギリシャ語で second を意味する deutero- と、
contestant、 actor を意味する agonistes が由来。
ちなみに prot + agonistes は、主人公という意味の protagonist でしたね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は
The best work is done with the heart breaking, or overflowing.
-Mignon McLaughlin, journalist and author (1913-1983)

最高の仕事は、悲痛な思いや溢れる想いによってなされる。

「失恋は人を詩人にする」、とはよく言われます。
みなぎる感情を抑えることなくそのまま吐き出した作品こそ、
人間の奥深い部分を忠実に表現したものとなるのかもしれません。