2007/09/11

AWAD :: eyas

今日の AWAD の内容は こちら から。

今回からまた新しいテーマとなっています。
今週のテーマ・・・ words formed by false splitting

今週はかなり興味深いテーマですね。

言語の変遷は、時と場所を越えて、
今までも、そしてこれからも続くと思います。

ただ、今のように言語が筆記されることが少なく伝聞に頼っていた頃は、
聞き間違いやすい単語や語句が間違った形で伝わることも多かったはず。

若者が作り出した新しい言葉や文字などには、
嫌悪感を示す方も多くいらっしゃると思います。

でも、言葉とは常に移り変わるものであり、
本来一つの代のみで完結、完成するものではないはず。

綴りや語法の誤りのように見えるものも、
その用法で使う人が多くなれば、それが標準になることは多いもの。

言葉は自分の知っている形、馴染んでいる形に留まらせるのではなく、
その変化の制限を解放することこそ、本来望ましいことなのかもしれません。



さて、今日の単語は eyas
特にハヤブサやタカの雛鳥のことです。

この語はもともと a nyas だったものが an eyas と間違えられたもの。
nyas は、nest の意味のラテン語 nidus が語源で、
さらにこれは to sit の意味のインドーヨーロッパ語族の語根 sed- が語源です。

確かに、巣には鳥達が座り込んでいますからね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

It seems to me that our three basic needs for food and security and love are so mixed and mingled and entwined that we cannot straightly think of one without the others.
-M.F.K. (Mary Frances Kennedy) Fisher, writer (1908-1992)

食べ物と安全と愛の3つに対する私達の基本的な要求は、
非常に混ざり合い、入り混じり、絡み合っているので、
他を考慮せずに直接この中の一つを考えることはできないように思う。

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