2007/09/25

AWAD :: abderian

今日の AWAD の内容は こちら から。

今回からまた新しいテーマとなっています。
今週のテーマ・・・ toponyms -- words derived from the names of places

住む土地は、人の大部分を形成するもの。
土地にちなんだ名前があったりするのも、そのことと無関係ではないはず。

Anu さんの言葉です。

where one lived defined a person as much as anything else




さて、今日の単語は abderian
過度に、また絶え間なく笑いがちな、という意味です。

この語は、現在のブルガリア、トルコ、ギリシアにあたる、
古代トラキアの Abdera にちなんだもの。
ここは『笑う哲学者』、デモクリトスの誕生の地です。

なぜデモクリトスが笑う哲学者と言われるようになったのかは不明だそうですが、
彼が快活さの価値に重きを置いていたことが原因かもしれない、とのこと。
人間の愚行への軽蔑を表明するときも、笑いながら公の場に現れたのだそうです。

また abderian の反対語は agelast です。
過去の AWAD でも取り上げられているそうなので、
気になる方は、メルマガのリンクからどうぞ。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は
The butterfly flitting from flower to flower ever remains mine, I lose the one that is netted by me.
-Rabindranath Tagore, philosopher, author, songwriter, painter, educator, composer, Nobel laureate (1861-1941)

花から花へと飛び回る蝶は、ずっと私のものであり、
網で捕らえた蝶は、私が失うものなのだ。

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