2007/06/20

AWAD :: limerick

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ toponyms coined after places in Ireland



さて、今日の単語は limerick
aabba で韻を踏む、ユーモアがあり、時に卑猥な五行詩とのこと。

これはアイルランドの都市、 Limerick が由来。
集会で参加者が即興の詩を披露するごとに、
"Will you come up to Limerick?"
という歌が繰り返し歌われることがよくあったそうで、
このことからできた単語のようです。

どこで誰がこの歌を始めたのかは良くわかりませんが、
始めに歌った人は、一つの都市の名前を英単語にするきっかけを作ったわけです。
自分の行動が、辞書に載る単語の意味になるなんて、想像もできないですよね。

ちなみに aabba の韻の踏み方とは、
一、二、五行目と三、四行目にそれぞれ別の韻を踏む方法です。
今回のメルマガの例文にその例がありますので、確認してみてください。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Tolerably early in life I discovered that one of the unpardonable sins, in the eyes of most people, is for a man to presume to go about unlabelled. The world regards such a person as the police do an unmuzzled dog, not under proper control.
-Thomas Henry Huxley, biologist and writer (1825-1895)

2007/06/19

AWAD :: donnybrook

今日の AWAD の内容は こちら から。

今回からまた新しいテーマとなっています。
今週のテーマ・・・ toponyms coined after places in Ireland

6月16日は Bloomsday だったのだそうです。
James Joyce の小説、"Ulysses" の主人公 Bloom がその名の由来とのこと。
この小説が6月16日の丸一日が舞台なので、この日に行われるのでしょうね。

24時間ものって、最近ではその名もずばり 24 などがありますが、
こういった一日を描写する手法は、今に始まったわけではないのですね。
ただやはり量はすごくて、この小説は700ページ以上もの大著だそうです(笑)

それでも些細なことも含めて、全てを示したいという欲求はあるのでしょうね。



さて、今日の単語は donnybrook
騒々しい喧嘩、乱闘、という意味とのこと。

これはアイルランドの首都ダブリン郊外の街、 Donnybrook が由来。
なんでこの街の名前がこんな物騒な意味を持ったかというと、
この街で1855年まで開かれていた Donnybrook Fair がその原因みたいです。

この祭りは一年に一度開かれていたそうですが、
酒に酔った人たちが乱闘を起こすことで有名だったのだそう。
自分の街の名前がこんな意味にならないように、気をつけたいものですね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Nonviolence means avoiding not only external physical violence but also internal violence of spirit. You not only refuse to shoot a man, but you refuse to hate him.
-Martin Luther King, Jr., civil-rights leader (1929-1968)

非暴力とは、外的な肉体的暴力を回避するだけでなく、
内的な精神的暴力も排除することも意味する。
人を撃つことだけでなく、人を憎むことも許さない、ということだ。

目に見えないからといって、傷が浅いわけではない。
対処しやすいものだけに焦点を当てていても、本当の解決にはならない。
はっきりと見えにくい分、心の暴力には特に気をつけなければ。

2007/06/15

AWAD :: latchet

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ archaic words



さて、今日の単語は latchet
靴ひも、という意味とのことです。

これは中期英語の lachet から。
さらにこれは古期フランス語の lachet が由来で、その語源は lacet です。

shoe という語が見られないので、あまり靴に関する単語に見えませんね。
慣用的な語は連想しにくい単語でも残る傾向にありそうですが、
この単語はあまり定着しなかったのかもしれません。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Do not commit the error, common among the young, of assuming that if you cannot save the whole of mankind, you have failed.
-Jan de Hartog, playwright and novelist (1914-2002)

若い人には良くあるのだが、
「世界中の人類を救えないのなら、自分は失格だ」、
などと思い込むなんて間違いを犯しちゃいけない。

純粋な正義感は、若い世代なら少なからず持つもの。
その重要性を理解しつつ、限界もまた認識し始めるとき、
若さゆえの純粋さが、みずみずしくも儚く、脆いものに感じられる。

2007/06/14

AWAD :: dehort

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ archaic words



さて、今日の単語は dehort
何かをするのを思いとどまらせる、という意味とのこと。

これは to dissuade の意味のラテン語 dehortari から。
さらにこれは de- と、 to urge の意味の hortari が語源です。

今週の語は古語なので、この語は現在あまり使われていないそうですが、
Anu さんの解説によると、その一方でこの語の反対の意味を持つ、
exhort という語が普及しているのだとか。

今は控えめよりもイケイケが、世間の支持を集めているのでしょうね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

There is no greater fallacy than the belief that aims and purposes are one thing, while methods and tactics are another.
-Emma Goldman, social activist (1869-1940)

目的や意図は、方法や戦略とは異なるものだとするのは、
最も間違った考え方だ。

目的と手段は表裏一体。
手段を目的化するのは本末転倒ですが、
両者を分けて考えていては、最適化された手段はとれない。

2007/06/13

AWAD :: peradventure

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ archaic words



さて、今日の単語は peradventure
副詞として、多分、もしかすると、
また名詞として、不確実さ、疑いという意味とのこと。

これはフランス語を経由した単語で、
ラテン語で through の意味の per- と、
to arrive の意味の adventurus が語源です。

この語は per と adventure が合わさった語ですが、
意味的には、そんなに冒険的ではないですね(笑)



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

It's like, at the end, there's this surprise quiz: Am I proud of me? I gave my life to become the person I am right now. Was it worth what I paid?
-Richard Bach, writer (1936- )

最期には、こんな驚くべきクイズがあるようだ。
「自分自身に誇りを持っているか。
全人生は、私が今のこの私という人間になるために捧げてきたのだ。
今までに払ったきた犠牲は、本当に価値のあるものだっただろうか。」

明日の自分は、これまでの自分の蓄積。
今の行動が、人生の終りに問われることになるのかもしれません。

2007/06/12

AWAD :: selcouth

今日の AWAD の内容は こちら から。
今週のテーマ・・・ archaic words



さて、今日の単語は selcouth
変わった、普通でない、驚くべき、という意味とのこと。

この単語自体は中期英語からのもののようですが、
古期英語の seldcuth が元だということで、
これは seldom の意味の seldan と、 known の意味の cuth の合成語です。

なんとなく意味が伝わってきそうですね。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Strange game. The only winning move is not to play.
-A computer after simulating hundreds of war games in the movie WarGames (1983), written by Lawrence Lasker and Walter F. Parkes

なんてゲームだ。プレーしないことが唯一の勝ち方だなんて。

短期的な見方と長期的な見方があります。
短期的な勝利であっても、長期的に利益となるかはわからない。
無駄な戦争は、短期的にも長期的にも利益にはなりえません。

2007/06/11

AWAD :: stalworth

今日の AWAD の内容は こちら から。

今回からまた新しいテーマとなっています。
今週のテーマ・・・ archaic words

今週のテーマは、既に日常語ではない、古い単語とのことです。
日本語でも、古くなってあまり使われなくなった単語はありますよね。
その一方で、今も使われて入るけれど、昔と意味が異なる単語もあったり。

変化はありますが、それをぜひとも楽しみたいものです。



さて、今日の単語は stalworth
stalwart と同じ意味で、
強烈な、頼りがいのある、屈強な、という意味とのこと。

これは古期英語で serviceable の意味の staelwierthe からきた単語で、
さらにこれは support の意味の stathol と、
worth の意味の weorth が語源です。



さて、次は偉人の名言集、 X-Bonus 。
今日の名言は

Be careful how you interpret the world: it is like that.
-Erich Heller, essayist (1911-1990)

世界をどう解釈するかには、気をつけたほうがいい。
まさにそのようにしか見えなくなるから。

何気なく得た印象をそのまま引きずっていることが、
偏見の根源的な原因だったりします。
常に現状を把握し、知識をアップデートさせたいものです。